インフラエンジニアが英会話シェアハウスに住んでみた

こんにちは、kuukitanです。


私は現在、英会話シェアハウスで生活しています。
今回は英会話シェアハウスに住んでみた感想・メリット/デメリットなどについてお話していきます。

 

英会話シェアハウスについて
英会話シェアハウスは、英語を学びたい人・英語を教えたい人が集まって生活するというコンセプトをもって運営されているシェアハウスです。


英会話シェアハウスに住み始めた動機~入居まで
私が英会話シェアハウスに住み始めたきっかけについてお話していきます。
ちなみに、私はこれがシェアハウス自体初挑戦です。
住んでいた人には会ったことがありませんが、英会話シェアハウスというものがあるというのは人づてに聞いたことがありました。
そのときは「ふーん面白いな」くらいにしか思っていませんでした。
私は2年前くらいに英語の勉強を始め、それからTOEIC対策と、オンライン英会話を続けてきました。
ですが、一人で勉強しているとどうしても行き詰まることがあります。
TOEICの勉強をしていて、点数がなかなか上がらないとモチベーションが下がってしまい、なかなか勉強が手につきません。
オンライン英会話も、最初は楽しいのですがやはり語学力は急激に伸びるものではないので、
なかなか話せるようにならない自分に苛立ったり、先生と話すのが楽しくなくなったり、毎日やるのがしんどくなってきたりします
私は何度かオンライン英会話のサービスを変えてみながら、約2年続けました。
なかなかモチベーションが続かないことに悩み、オフラインの英会話の体験レッスンに行ってみたりもしました。
オフラインレッスンなら受ける時間が決まっているのでリズムが作りやすそうですし、
グループレッスンにすれば一緒に頑張る仲間ができてモチベもあがりそうです。
しかし、一つ問題があります。
オフラインの英会話レッスンはとにかくバカみたいに高いんです。
長く続けるには絶対に向きません。
私はモチベーションを保ちながら長期的に続けたかったので、オフラインレッスンを始めるのはためらいました。
そこでふと思い出したのです。
英会話シェアハウスに引っ越せばいいじゃん、と。
そこからネットで英会話シェアハウスを探し始め、自分の生活圏と職場までの距離を考えて都内の某シェアハウスに決めました。
ただし、そのタイミングでは空きがなかったので、空きを待ちながら雰囲気をつかむために他の同じようなコンセプトのシェアハウスの見学にいったりました。
その話はまた別の記事で触れたいと思います。
そうこうしているうちに空きが出たので見学に行き、すぐに入居を決めました。
審査は普通の物件よりも楽だったように思います。
転職したばかりだったので現職の源泉徴収票等がなかったのですが、
銀行の口座残高のスクショのみでOKが出たのは驚きでした。
審査時点で住民票とかの書類も特に不要でした。
一般的な物件だと、引っ越しまで間があってもこの日からはどうしても家賃が発生します、みたいなことをいわれることもあると思うんですが、このシェアハウスの場合、「いつ引っ越してきてもいいよー」みたいな感じでした。
その代わり、入居までに修繕すると聞いていた壁紙のはがれが結局そのまま放置されており、うやむやになっている、みたいな管理のずさんさも目立ちますが…。

メリット
1. 英語を学ぶモチベーションを保ちやすい
英会話シェアハウスには当然、英語を学びたいと思っている日本人が多く集まります。
すごくペラペラな人もいるし、すごく頑張っている人もいます。
いろんな人からいろんなモチベーションをもらいました。
一人だとすぐモチベを失ってしまう私にとって、これはとてもありがたいことでした。
結果的に、私は入居中に目標だったTOEICの点数と、英検準一級合格を達成することができました。
ちなみに、TOEICは入居前→785点から入居中に855点に上がりました。
まあ入居前からずっと勉強していたので一概にシェアハウスのおかげとは思いませんが、長らく700点後半で伸び悩み、あきらめかけていましたので、モチベーション維持に役立っていたのは確かです。

2. 外国人の友人ができる
外国人の友人は結構できました。
合えば挨拶するような友達はもちろん、既に帰国してしまった友人に会うために渡航するような、親友と呼べる存在もできました。


デメリット
1. 家賃はシェアハウスの割にあまり安くない。
現在、私が住んでいるシェアハウスは立地は確かに良いですが、
にしてもものすごく狭い割に高いです。
光熱費が浮くことを考えても決して安いとは言えません。
安さを求めてシェアハウスに住みたい人にはおすすめできません。
しかし、その分高くても本当に「英語を勉強したい」とか「外国の人と交流したい」という向上心の強い人ばかりなので、変な人がいないというのは本当に思います。

シェアハウスの民度は家賃に比例する、という話は他のシェアハウスの住民からも聞いたことがあります。
常識があり、コミュニケーション力の高い人ばかりなので、人間関係のトラブルは起きにくいというのはメリットでもあります。

2. 共同生活によるストレスは少なからずある。
私の住んでいるシェアハウスは、別のシェアハウス住人から話を聞く限り、
共用スペースの数は結構ゆとりがある方だと思います。
キッチンは全員で共用ですが、ユニットバスが2人に1つあるのでありがたいです。(狭いですが)
それでもやはり共用というのは多少気を使います。
朝の時間がかぶってしまうとトイレに行きたいのにもう一人がシャワーを浴びていたり、
トイレに入ったらトイレットペーパーがなくなっていて困ったり。
掃除問題もそうです。
どちらかがきれい好きだとストレスがたまると思いますし、
どっちもめんどくさがりだと汚くなる一方です。(私は後者です)
あと、在宅ワークしているときに共用スペースで大音量で音楽を流してくるので迷惑なときとかがあります。
一人で暮らす気楽さはとても恋しいです。

3. コミュニケーションは必須なので苦手だと少しきついかも。
私はコミュ障なのでこれもちょっと辛いです。
乱暴な言い方をすると、住人は基本的に皆さん「意識高い陽キャ」です。
コミュニケーション力が高い方ばかりです。
少人数で話す分には皆さん面白くて話やすい方ばかりなのですが、
個人的に大人数でわいわいするのが好きではないので、定期的に開かれるイベントやおでかけにはあんまり行かないです。
あまりにも断っているとだんだん誘われなくなります。
また、行く場所もカラオケとかクラブとか、私のような陰キャにはちょっとつらい…。
いろんな方がそれぞれ自分の興味のある分野のイベントを企画してたりするので、興味あるイベントに参加する分には楽しいと思いますし、みんなでワイワイするのが好きであれば向いていると思います。

4. 狭い。
私はこれが結構しんどいです。
大学入学時から一人暮らしをしており、だんだんに自分の荷物が増えて行ってしまいました。
シェアハウスに引っ越してくる前は、30㎡以上ある広めの2DKに住んでおり、シェアハウスの個室スペースは10㎡ないので、
引っ越し初日は荷物が入る気がしなくて落差に愕然としました。
かなり断捨離してスリムになりましたが、やっぱり狭いです。
個室で長く過ごしたい人には向かないかも。
人によっては、共用リビングの1画にずっと滞在していたりします。
これができるのでOKという人もいると思いますが、そうするとコミュニケーションを取らないといけないので個人的にはくつろげない。

英会話シェアハウスはこんな人におすすめ
1. 初めて一人暮らしを始める人
始めての一人暮らしを始めるときは不安がつきものです。
人と一緒に生活できる環境があれば、安心できることもあるでしょう。
帰ればだれかがいるという環境は、確実に安心材料になります。
始めての一人暮らしであれば生活用品を持っていないと思います。
シェアハウスは冷蔵庫や洗濯機が共用だったり、家具付きの部屋もありますのでまずシェアハウスに住んでいろんな人と出かけて慣れて、家具等揃ったら一人暮らしを始めるのもいいと思います。
逆に一人暮らしが長いと、家具を処分しなくてはならなかったり人と暮らすペースに慣れなかったりするかもしれません。

2. 国際交流がしたい人
これはいわずもがな。英会話シェアハウスは、まさにこういう人のために作られています。
リビングに行けば英語で会話が飛び交います。

3. 人とワイワイするのが好きな人
常に家に人がいるので、これはシェアハウスなら結構叶いやすいのではないでしょうか。
イベントが定期的に開かれているシェアハウスを選べば、比較的ワイワイできると思います。