こんにちは、kuukitanです。
今回は、私が個人的にいらなかったと思う資格ランキングを発表していきます。
どんな人には有用かどうかも合わせてお話していきます。
※あくまで私が個人的に振り返って自分のキャリアにとって「いらなかったなー」と思う資格です。
その人の立場や取得するタイミングによっては有用なこともあると思いますので、あしからず。
第3位 ITパスポート
私は文系の学部出身ですが、就職活動を通してSEになりたいと思い始め、
大学3年生の冬にITパスポートに合格しました。
それから情報処理試験については順調にステップアップし、高度情報を2つとった今としては
いらなかったなーと思う資格です。
理由は、
1.とても簡単であること
2.上記理由で評価がされにくいこと
3.(ITの会社に就職したときに)資格報奨金がもらえないこと
の3つです。
SEを目指して就職活動をしていたときは既にITパスポートを持っていましたが、
文系学生とはいえ特に評価対象にはなっていなかったと思います。
基礎知識くらいは持ってるんだなーという印象は与えられるかもしれません。
一方で、就活生で「基本情報持ってる」は結構アドバンテージなのかな、と思いました。
特に、文系の大学生で基本情報まで取っていればインパクト大は間違いなしです。
IT企業の営業職などを目指すのであれば、ITパスポートは取っておいて損はないと思います。
もしあなたがすでにSEとして働き始めているのであれば、ITパスポートは必要ないと思います。
基本情報を目指しましょう。
ITパスポートで問われるのは会社に入って最初に受ける研修の導入部分くらいでしかありません。
情報処理試験に合格すると資格報奨金がもらえる会社もあると思いますが、
ITパスポートではもらえないことが多いのではないかと思います。
第2位 漢字検定準一級
私は文学部に通っていた大学3年生のときに取りました。一発合格です。
就活を始める前に、「何か能力の証明に資格取れば就活に有利かなー。でも文学部だからこその能力ってなんだろう…。
そうだ漢検とろう」
と思い立って取得した資格です。
難易度でいえば、そんなに難しくありません。
過去問を数周すればだれでも合格できちゃいます。
漢検準一級を引っ提げて私は就活に臨んだわけですが、
当然漢字が読み書きできても評価はされません。
「面白いね」とか「物好きだね」「文学部らしいね」
みたいなコメントは一応してもらいました。
資格欄すっからかんで望むよりは、話のネタくらいにはなるのでいいかもしれません。
あんまり取る人もいないのでインパクトも残せるかもしれません。
漢検については、準一級がすごくないから評価されない、とか以前に「物好き」という反応しかもらえません。
ちなみに、漢検一級も参考書を買って読んでみましたが準一級の難易度とはレベルが違います。
あれをとれるのはバケモノです。辞書引いても出てこない中国語みたいな感じばっかり並んでいます。
下手したらCCIEに匹敵するくらい難しいのではと思いますが、漢検一級を取ったところで物好き認定しかされないでしょう。
私のように漢検かじった人間にはバケモノ認定されます。私は、どうせバケモノになるならネットワークのバケモノになりたいので、漢検はもう受けません。
就活で評価されたいなら無難にTOEIC高得点を目指すのがおすすめです。
第1位 品質管理検定3級
第1位は、品質管理検定3級です。会社で取得が奨励されていたので取ってみました。
とても簡単なので1発で取れました。勉強時間も10時間程度です。
「品質管理についての知識レベルを証明するものとなり、たとえば製造業であれば部品の品質、接客業であれば接客時の対応方法の良し悪しなどのチェック能力を証明することができます。」
という資格のようです。
この文からも、「製造業から接客業の品質を一つの試験で図るは無理ではないか・・・?」という疑問が生まれて今います。
品質を保つのに必要な知識はそれぞれの業種で違うように思います。
私は3級を受けてみて、知識の面では製造業に偏っているのではないかと思いました。
工場の品質を図るのに必要そうな数式が結構出題されます。
マインド的な分野も少しだけ出ました。「後工程はお客様」みたいなやつです。
品質管理検定の2級は、3級よりもぐっと難易度が上がり、大学で理系を学んでいないと数式が難しいという噂を聞きました。
私の会社では品質管理検定2級以上を持っていると品質管理担当者になりやすいという風潮があったので、
品質管理のポジションを目指す方にはおすすめです。
また、一切知見がありませんので見当違いかもしれませんが、製造業とかの方には役立ちそうな知識が結構ありました。
エンジニアとしてステップアップしたいという目的で取るのはあまりおすすめできません。